童ガキは小説に何を求めるか

まず言っておく、決して皆がそうではないだろう。


高校童ガキは小説に何を求めるか。
スリル、恐怖、感動何かがあるんじゃないか？
ただこれは誰もが求める。

高校童ガキは何よりもエロスを求めている。

だかただのエロスなど小説には求めない。
どこかに行ってエロ本でも調達してくれば、ケータイでじっくり画像でも動画でも探してくれば済むようなエロスなど求めない。

じゃあ小説に何を、どんなエロスを求め走るのか。

それはより深いエロスなのだ。

高校生にもなればエロ動画や画像など見飽きてしまっている。

より深いエロス。そう、それは動画などのように一方通行にしか伝わらない安いものではなく、優れた作家のみが生み出せる究極体。完成体エロスだ。

この完成体エロス
もっと感覚的に言うならば、どこか体の底から興奮が逆流してくるような、何かを見てるという感覚よりもより自分が主体に近い位置いるかのような錯覚を起こさせる。そんなエロスだ。


目で文字を追い脳が興奮に変換して体中に血液と共に興奮を流しているはずなのに実際は体中から湧き上がる興奮が脳に集中しているかのような錯覚に陥る類のもの。


そんな神秘を探し童ガキは本を漁る。
何度読んでも不変に自分を襲うエロスを求めて、


そして俺は今日も本を読む。



文学力が欲しい
wata